ターミナルで作業しているときにgitのブランチが表示されたら便利だなと思ってどうやって表示させるか調べてみたのでまとめようと思います。
※以降の内容はgitコマンドがある前提です。
.bashrcの設定
.bashrcがない場合は新しくファイルを作成してください。
vim .bashrc
.bashrcがある場合は下記の内容を追記してください。
source /Library/Developer/CommandLineTools/usr/share/git-core/git-prompt.sh
source /Library/Developer/CommandLineTools/usr/share/git-core/git-completion.bash
GIT_PS1_SHOWDIRTYSTATE=true
export PS1='\[\033[32m\]\u@\h\[\033[00m\]:\[\033[34m\]\w\[\033[31m\]$(__git_ps1)\[\033[00m\]\$ '
これらのファイルが下記のディレクトリにない場合はfindでファイルを検索してヒットした結果のパスを上で設定した内容と書き換えてください。
#ディレクトリ
/Library/Developer/CommandLineTools/usr/share/git-core/
#ファイル
git-prompt.sh
git-completion.bash
findした結果がある場合はパスの設定を書き換える
sudo find / -name git-prompt.sh
sudo find / -name git-completion.bash
.bash_profileの設定
.bashrcの設定した内容を.bash_profileで読み込めるように設定します。
vim .bash_profile
下記の一行を最後に追記します。
これで新しくターミナルを起動した際にも設定が読み込まれるようになります。
source ~/.bashrc
こんな感じで表示されるようになりました。
プロンプトの表示フォーマット設定
以下のようにプロンプトの表示フォーマットを自由にカスタマイズすることが可能です。
設定項目
\d : 日付
\h : ホスト名(ドメイン名なし)
\H : ホスト名(ドメイン名あり)
\s : シェルの名前
\t : 時間(24時間制 HH:MM:SS形式)
\T : 時間(12時間制 HH:MM:SS形式)
\@ : 時間(12時間制 HH:MM AM/PM形式)
\u : ユーザ名
\w : カレントディレクトリ
\W : カレントディレクトリのベース名
! : コマンドの履歴番号を表示
# : コマンドのコマンド番号
$ : rootなら#、それ以外のユーザなら$を表示
\ : バックスラッシュ
色
0;30m Black
0;31m Red
0;32m Green
0;33m Yellow
0;34m Blue
0;35m Purple
0;36m Cyan
0;37m White